hiroy's blog

令和3年秋に京都と2拠点生活を開始

たまに京暮らし5-6_おやじ呑み

BS11の再放送「おやじ京都呑み」を楽しみにしている。 京都通の角野卓造(74歳)と京都に2年前移住した近藤芳正(61歳)が呑み歩く番組だ。 1話は、「喫茶マドラグ」で待ち合わせ、新京極商店街の「京極スタンド」、市役所に近い錫製品の「清課堂」、祇園四…

たまに京暮らし5-5_101のこと

2年前のBRUTUS 6/15号の京都特集「見る、買う、食べる、101のこと。」を読み返した。 「101のこと」は多岐に渡り、当時トライしたかったのは 5 京都町中華倶楽部が案内する各店 13 食堂おがわの鯖寿司 と 三嶋亭本店のすきやき弁当 16 喫茶マドラグの玉子サ…

たまに京暮らし5-4_金平糖

中公新書の佐藤洋一郎著「京都の食文化」を読んだ。 京の風土、歴史、嗜好、名店から京ブランドまで幅が広い。 口絵もカラー写真で、老松の花びら餅、ひちぎり、水無月、亥の子餅、亀屋良永の大原路など和菓子と、緑寿庵清水の金平糖製造の工房、聖護院カブ…

たまに京暮らし5-3_社寺カタログ

朝日新聞出版の片山直子著「京都たのしい社寺カタログ」を読んだ。 表紙にBEST SELECTION 108 とある。 目次は ①プロが教える拝観指南 ②まずはこの16社寺から世界遺産 ③これは外せない見どころ ④日本人でよかった京の四季 ⑤お願い、叶えたい!京のご利益 と…

たまに京暮らし5-2_三大祭り

今年も京都手帖2023を入手した。 発行17年目だそうで、新たに三大祭りのイラストマップが加わった。 去年は7月の祇園祭後祭を楽しんだので、今年は前祭と、できれば5月15日葵祭、10月22日時代祭にも行ってみたい。 葵祭「路頭の儀」は、平安装束を纏った行列…

たまに京暮らし5-1_健康さんぽ

朝日新聞出版の「健康さんぽ 京都」を読んだ。 帯に「歩数から選ぶ! 4千・6千・8千・1万歩 34コース」とある。 メジャーな目的地ばかりで新鮮さはないが、歩数で分類するのが面白い。 昨年から毎日の歩数を気にするようになり、8千歩を目標にした。 夜はワ…

たまに京都生活4-48_ワンコとランチ

大原にはワンコを連れて行き、三千院など交代で拝観した。 バスターミナルから寂光院側にほど近い「大原リバーサイドカフェ来隣」のテラス席でランチを取った。 地元野菜をふんだんに使ったバイキング2千円は大人気だ。 今回、滞在中にワンコと店内で過ごし…

たまに京都生活4-47_大原散歩

久しぶりに大原へ出掛けた。 京阪線で終点出町柳へ、叡電に乗り換え八瀬比叡山口で下車、少し散策してから、大原までバスに20分ほど乗った。 初めて八瀬駅周辺を歩いたが、高野川の河川敷に下りたり、揺れる吊り橋で対岸の瑠璃光院側に渡ったり、中々楽しい…

たまに京都生活4-46_長岡京散歩

長岡京方面に初めて出掛けた。 河原町から長岡天神まで阪急線で約20分、まず駅近くの長岡天満宮にお参りする。 境内には八条ヶ池と紅葉庭園の錦景苑があり、散策が楽しい。 お目当ての光明寺は、1時間2便のバスに15分ほど乗るが、観光バスが頻繁に入って来て…

たまに京都生活4-45_城南宮散歩

紅葉どきの11/19から9日間、京都に滞在した。 東福寺、清水寺、南禅寺などメジャー寺院はかなり賑っていたが、円安や入国制限の緩和もあって、白人観光客がだいぶ増えた印象だ。 混雑を避け、伏見区の城南宮に出掛けた。 京阪線丹波橋駅から西に20分以上歩い…

たまに京都生活4-44_京都本

京阪神エルマガジン社のムック「京都本」最新刊を読んだ。 人気シリーズで、過去に「おとなの京都本」「体験が楽しい〜」「寺と神社をあそぶ〜」「ひとりで歩く〜」「みんなの〜」「地図で遊ぶ〜」「ツウ好みの〜」など読んできたが、今回は2年ぶりの発行ら…

たまに京都生活4-43_お茶の味

徳間書店の永江朗著「ときどき、京都人。」に一保堂茶舗の項がある。 創業三百年、寺町通二条の老舗で、著者の町家から近い。 文中に、一保堂の奥さん、渡辺都さんのエッセイ「お茶の味」の紹介があり、文庫版を読んでみた。 島根から嫁いで日常感じたさまざ…

たまに京都生活4-42_65歳からの京都

京阪神エルマガジン社の永江朗著「65歳からの京都歩き」を読んだ。 著者は1958年北海道生まれ、編者者など経てフリーのライターに、NHKラジオ深夜便で「やっぱり本が好き。」の書評コーナーを持つ。 2011年から、セカンドハウスとして御所南に茶室のある町家…

たまに京都生活4-41_隠れ紅葉

月刊京都11月号の特集は「隠れ紅葉の寺社とお抹茶」。 最初は"もみじに染まる隠れ紅葉寺"で、常照皇寺、神光院、正伝寺、三明院、海住山寺、岩船寺を紹介、何処もよく存じ上げなかった。 次は"お茶室を彩る美しい紅葉"で、常照寺、光悦寺、金福寺。 "お…

たまに京都生活4-40_五条楽園

小学館文庫のグレゴリ青山著「京都深掘りさんぽ」を読んだ。 著者は1966年壬生で生まれ育った画家、漫画家で今は亀岡に住む。 5年前の単行本に加筆、文庫化したもので、新たに"魅惑の五条楽園周辺ガイド"が加わった。 今では想像できないが、五条通から七…

たまに京都生活4-39_開陽亭

Leaf10•11月号を読んだ。 京都・滋賀の旬な情報を紹介する隔月誌で、本号のテーマは「洋食&定食」。 巻頭の京都洋食ニュース①は、2月に先斗町から宮川町に移転した欧風料理 開陽亭だ。 1915年祇園で開業した老舗、今は四代目シェフが親子で腕を振るう。…

たまに京都生活4-38_京喫茶

月刊京都10月号の特集は「古き良き京喫茶店」。 居心地の良い"リノベーション喫茶"は元銭湯のさらさ西陣、ハシゴカフェ、京都市電の架線詰所だったカイカドウカフェ、宇治の元牛舎の基牛舎。 雰囲気が素敵な"古民家喫茶"はeXcafe 嵐山本店、パンとエスプ…

たまに京都生活4-37_建勲神社

台風が通過して活動再開、建勲神社に初めてお参りした。 船岡山の織田信長を祀った社で、比叡山の眺望が素晴らしい。 南参道を下り、鞍馬口通沿いの cafe de aura でワンコとランチした。 千本今出川まで少し歩いて「ちょこっと京都に住んでみた。」登場の岡…

たまに京都生活4-36_実相院

9月中旬から下旬にかけ、十日あまり京都に滞在した。 台風もあり遠出はできなかったが、初めて洛北の実相院門跡と岩倉具視幽棲旧宅、そして妙満寺を巡った。 叡電岩倉駅から岩倉川沿いに歩いて20分ほどだが、実相院行きの京都バスが丁度来たので乗車した。 …

たまに京都生活4-35_歩く地図

上洛の前に「歩く地図 京都散歩 2023」を読み返した。 このガイド本が好きで3冊目になる。 1日で5〜7ヶ所を巡る散歩コースが44もあり役に立つ。 足を踏み入れていないのは、洛西の#26大原野、#27善峯寺・十輪寺、#28光明寺・長岡天満宮と、洛北の#32実相…

たまに京都生活4-34_京都まみれ

2016年新書大賞に輝いた「京都ぎらい」の続編、井上章一著「京都まみれ」を読んだ。 嵯峨で育った著者の、代々洛中に生まれ住む「京都至上主義者」に対する揶揄、批判が中心だが、京都トリビアとしても面白い。 ・京都から東京への遷都令は出ていない、が彼…

たまに京都生活4-33_長月

京都手帖を眺めると"長月"はお月見の行事が多い。 9月10日"中秋の名月"を中心に各寺社で催しがある。 神泉苑観月会、八坂神社祇園社観月祭、北野天満宮名月祭、下鴨神社名月管絃祭、上賀茂神社賀茂観月祭、平野神社名月祭、智積院観月会、退蔵院観月茶会…

たまに京都生活4-32_京都ぶらり

8月のBS朝日「京都ぶらり歴史探訪」で"外国人御用達タクシーでめぐる京都の旅"を見た。 まずエリザベス女王が来日時に絶賛した龍安寺石庭、スティーブ・ジョブズも強く惹かれていたという。 次は新門前通へ、骨董品や古美術の店が並び、30年前ジョブズは正…

たまに京都生活4-31_ちょこっと京都

7月から8月にかけ、TVドラマ「ちょこっと京都に住んでみた。」続編を楽しみにしていた。 2年半ほど前に放映された前編は、仕事を辞め落ち込む佳奈(木村文乃)が、一人暮らしの叔父(近藤正臣)を見舞い、町家で数日過ごすうち、京都の奥深さに触れて元気を…

たまに京都生活4-30_朝時間

月刊京都8月号の特集は「朝時間、朝食ちょっとお昼も」だ。 料理屋の和朝食、カフェのモーニング、ホテルブレックファストなど紹介する。 瓢亭の朝がゆ4840円は贅沢だが、旬菜いまりの定食1500円は試してみたい。 高木珈琲店高辻本店のAセット800円、やまも…

たまに京都生活4-29_巡行

後祭の山鉾巡行は、9時半に烏丸御池の交差点を東へ出発する。 早起きして新町御池まで歩き、出発地に向かう山鉾を張ることにした。 ここは比較的人が少なく、山鉾と懸装品を間近に観ることができる。 9時少し前、まず北観音山が新町通を上がってきて、御池通…

たまに京都生活4-28_宵々山

後祭宵々山の22日に上洛した。 祇園祭は初めてで、着いた日に山鉾町まで見学に出掛けた。 四条通を西に進み、途中、神輿が納められた御旅所で厄除粽を入手した。 新町通に左折して直ぐに大船鉾、金箔を施した龍頭が印象的だ。 引き返して四条通を渡り、北に…

たまに京都生活4-27_山鉾図鑑

月刊京都7月号の特集は「祇園祭に再び出会う」。 巻頭を飾る「山鉾図鑑」は話題の鷹山をピックアップ、196年ぶりに後祭の巡行に復帰する。 前祭の山鉾は"くじ取らず"で先頭を務める長刀鉾、同じ四条通の函谷鉾、月鉾、郭巨鉾、四条傘鉾、室町通の菊水鉾、…

たまに京都生活4-26_祇園祭

京都手帖を眺めると"文月"も七夕祭など行事が多いが、何と言っても3年振りの祇園祭が楽しみだ。 開催期間は7月1日から31日、2日に「山鉾巡行」の順番を決める「くじ取り式」が行われ、前祭(さきまつり)の「山一番」は「孟宗山」に決まった。 10日は八坂…

たまに京都生活4-25_三室戸寺

6月下旬に上洛し数日間滞在した。 幸い雨には当たらなかったが、かなり蒸した。 初日は寺町通を散策、建て替えられた鳩居堂で一筆箋を、村上開新堂で有名なロシアケーキを購入したが、ワンコ連れなので町家を改修したカフェには入れず。 翌日は紫陽花目当て…