hiroy's blog

令和3年秋に京都と2拠点生活を開始

京都本、テレビ

たまに京暮らし5-36_サライ

サライ10月号の特集は"紅葉燃ゆる京都へ"。 第1部は"洛外を歩く"、2部は"ローカル線で巡る"、3部は"寺宝と名品"、4部は"進取の料理"、5部は"新しきホテル"、別冊に"美味しんぼ京都編"が付く豪華版だ。 1部の洛外は、宇治、山科、清滝~三尾、…

たまに京暮らし5-35_京都の味

Hanako 10月号の特集は"京都の味"、京都在住の大和まこ、泡☆盛子がナビゲートする。 "みやこのソールフード"は鯖寿司から始まり、いづ重、満寿形屋、末廣、千登利亭、きつね丼は、岡北、西陣ゑびや、本家尾張屋本店、殿田、玉子サンドは、切通し進々堂、…

たまに京暮らし5-34_夏の京都

Leaf 8•9月号の特集は「夏の京都」、巻頭は神宮道に4月オープンした「シュイロ」だった。 美山のスペシャル卵の旗艦店は、話題の鳥羽周作氏監修のメニューもあるそうで、岡崎散策の折寄ってみたい。 3月に開店した「麓樹庵」は、六角通新町西の久保家住宅(…

たまに京暮らし5-25_祇園祭号

月刊京都7月号の特集は"祇園祭の宵山と巡行"だった。 巻頭に、昨年3年振りに実施された"巡行景色と宵山風景"が続く。 祇園祭りは、前祭の宵山が7月14〜16日、山鉾巡行が17日、後祭は一週間後、21〜23日と24日になる。 前祭の鉾は9基、先頭は唯一生き稚児…

たまに京暮らし5-24_京都図絵

小学館P&D BOOKS 水上勉著「私版 京都図絵」を読んだ。 著者は大正8年若狭の寒村に生まれ、9歳のとき相国寺塔頭に小僧に出された。 何度か脱走し、14歳で等持院に移ったが、21歳のとき京都を捨て東京に出たという。 代表作に「五番町夕霧楼」や「金閣炎上」…

たまに京暮らし5-23_古典と歩く

祥伝社新書の適菜収著「古典と歩く大人の京都」を読んだ。 本書は古典の一節を紹介しつつ、ゆかりの地をたどる。 京都は楽しい、古典を読んでから行くとさらに楽しい、と著者は言う。 「源氏物語」ゆかりの地は、河原院跡、上賀茂神社、鞍馬寺、比叡山延暦寺…

たまに京暮らし5-16_一周トレイル

ナカニシヤ出版の「京都一周トレイル マップ&ガイド」を読んだ。 京都市街をぐるりと取り囲む全長約130kmのトレッキングコースは、東山、北山東部、北山西部、西山、京北からなる。 一番ポピュラーな東山コースは ①伏見桃山駅〜稲荷奥社 9.5km ②伏見稲荷駅…

たまに京暮らし5-15_京都健康さんぽ

いろは出版の澤野ともえ著「京都健康さんぽ」を読んだ。 著者は京都在住の"文化財ウォーキングガイド"ということだ。 まず正しい歩き方から指導する。 レッスンは ①地に足をつけて立つ ②歩行の「型」ローリング歩行 ③おへそを凹ませて歩く ④上半身の「型」…

たまに京暮らし5-14_京都の平熱

講談社学術文庫の鷲田清一著「京都の平熱ー哲学者の都市案内」を読んだ。 本書は2015年、原本は2007年に刊行されている。 著者は1949年京都生まれ、京都大学、大学院を修了し、大阪大学教授、総長を務めた。 市営バス206番系統に乗り、京都駅から東回りにぐ…

たまに京暮らし5-13_京都案内

角川ソフィア文庫「梅棹忠夫の京都案内」を読んだ。 題名の著者は1920年西陣生まれの生粋の京都人、民族学の大家で、選書版が1987年に出版されている。 本文の各項は1950年から60年代にかけて発表したもので、京都案内の古典と言える。 明治2年に日本で最初…

たまに京暮らし5-12_禅古刹

男の隠れ家4月号の特集は「禅 京都、古刹を往く」。 妙心寺、退蔵院、龍安寺、建仁寺、高台寺、天龍寺、萬福寺、を順に紹介する。 退蔵院と龍安寺は大本山妙心寺の塔頭、高台寺は大本山建仁寺派の寺院、天龍寺も同じ臨済宗の大本山となる。 臨済宗には十四派…

たまに京暮らし5-11_リノベ町家

業界紙の住宅新報2/28号を眺めていたら、「京町家ブランドを生かせ」の記事が目に付いた。 老舗不動産会社の八清は、京町家など古民家リノベーションビジネスを約20年前から展開し、年間取引120棟まで市場を成長させたという。 東京や海外など幅広い購入層が…

たまに京暮らし5-8_仏さまに安らぐ

月刊京都3月号の特集は「仏さまに安らぐ」。 巻頭を飾るのは三十三間堂の千体千手観音立像で、写真提供は妙法院とある。 三十三間堂の正式名称は蓮華王院本堂、天台三門跡の妙法院の飛地境内で、妙法院が管理している。 特集は、①仏さまに出会い、境内を巡る…

たまに京暮らし5-7_東京だったらマップ

イースト新書の岸本千佳著「もし京都が東京だったらマップ」を読んだ。 不動産業を営む著者が、京都を説明するときにわかりやすい、というのがマップを作成した理由の一つだそうだ。 比較すると、なるほど似てる、と思う所が多い。 1四条大宮✖️赤羽 2烏丸✖️…

たまに京暮らし5-6_おやじ呑み

BS11の再放送「おやじ京都呑み」を楽しみにしている。 京都通の角野卓造(74歳)と京都に2年前移住した近藤芳正(61歳)が呑み歩く番組だ。 1話は、「喫茶マドラグ」で待ち合わせ、新京極商店街の「京極スタンド」、市役所に近い錫製品の「清課堂」、祇園四…

たまに京暮らし5-5_101のこと

2年前のBRUTUS 6/15号の京都特集「見る、買う、食べる、101のこと。」を読み返した。 「101のこと」は多岐に渡り、当時トライしたかったのは 5 京都町中華倶楽部が案内する各店 13 食堂おがわの鯖寿司 と 三嶋亭本店のすきやき弁当 16 喫茶マドラグの玉子サ…

たまに京暮らし5-4_金平糖

中公新書の佐藤洋一郎著「京都の食文化」を読んだ。 京の風土、歴史、嗜好、名店から京ブランドまで幅が広い。 口絵もカラー写真で、老松の花びら餅、ひちぎり、水無月、亥の子餅、亀屋良永の大原路など和菓子と、緑寿庵清水の金平糖製造の工房、聖護院カブ…

たまに京暮らし5-3_社寺カタログ

朝日新聞出版の片山直子著「京都たのしい社寺カタログ」を読んだ。 表紙にBEST SELECTION 108 とある。 目次は ①プロが教える拝観指南 ②まずはこの16社寺から世界遺産 ③これは外せない見どころ ④日本人でよかった京の四季 ⑤お願い、叶えたい!京のご利益 と…

たまに京暮らし5-2_三大祭り

今年も京都手帖2023を入手した。 発行17年目だそうで、新たに三大祭りのイラストマップが加わった。 去年は7月の祇園祭後祭を楽しんだので、今年は前祭と、できれば5月15日葵祭、10月22日時代祭にも行ってみたい。 葵祭「路頭の儀」は、平安装束を纏った行列…

たまに京暮らし5-1_健康さんぽ

朝日新聞出版の「健康さんぽ 京都」を読んだ。 帯に「歩数から選ぶ! 4千・6千・8千・1万歩 34コース」とある。 メジャーな目的地ばかりで新鮮さはないが、歩数で分類するのが面白い。 昨年から毎日の歩数を気にするようになり、8千歩を目標にした。 夜はワ…

たまに京都生活4-44_京都本

京阪神エルマガジン社のムック「京都本」最新刊を読んだ。 人気シリーズで、過去に「おとなの京都本」「体験が楽しい〜」「寺と神社をあそぶ〜」「ひとりで歩く〜」「みんなの〜」「地図で遊ぶ〜」「ツウ好みの〜」など読んできたが、今回は2年ぶりの発行ら…

たまに京都生活4-43_お茶の味

徳間書店の永江朗著「ときどき、京都人。」に一保堂茶舗の項がある。 創業三百年、寺町通二条の老舗で、著者の町家から近い。 文中に、一保堂の奥さん、渡辺都さんのエッセイ「お茶の味」の紹介があり、文庫版を読んでみた。 島根から嫁いで日常感じたさまざ…

たまに京都生活4-42_65歳からの京都

京阪神エルマガジン社の永江朗著「65歳からの京都歩き」を読んだ。 著者は1958年北海道生まれ、編者者など経てフリーのライターに、NHKラジオ深夜便で「やっぱり本が好き。」の書評コーナーを持つ。 2011年から、セカンドハウスとして御所南に茶室のある町家…

たまに京都生活4-41_隠れ紅葉

月刊京都11月号の特集は「隠れ紅葉の寺社とお抹茶」。 最初は"もみじに染まる隠れ紅葉寺"で、常照皇寺、神光院、正伝寺、三明院、海住山寺、岩船寺を紹介、何処もよく存じ上げなかった。 次は"お茶室を彩る美しい紅葉"で、常照寺、光悦寺、金福寺。 "お…

たまに京都生活4-39_開陽亭

Leaf10•11月号を読んだ。 京都・滋賀の旬な情報を紹介する隔月誌で、本号のテーマは「洋食&定食」。 巻頭の京都洋食ニュース①は、2月に先斗町から宮川町に移転した欧風料理 開陽亭だ。 1915年祇園で開業した老舗、今は四代目シェフが親子で腕を振るう。…

たまに京都生活4-38_京喫茶

月刊京都10月号の特集は「古き良き京喫茶店」。 居心地の良い"リノベーション喫茶"は元銭湯のさらさ西陣、ハシゴカフェ、京都市電の架線詰所だったカイカドウカフェ、宇治の元牛舎の基牛舎。 雰囲気が素敵な"古民家喫茶"はeXcafe 嵐山本店、パンとエスプ…

たまに京都生活4-35_歩く地図

上洛の前に「歩く地図 京都散歩 2023」を読み返した。 このガイド本が好きで3冊目になる。 1日で5〜7ヶ所を巡る散歩コースが44もあり役に立つ。 足を踏み入れていないのは、洛西の#26大原野、#27善峯寺・十輪寺、#28光明寺・長岡天満宮と、洛北の#32実相…

たまに京都生活4-34_京都まみれ

2016年新書大賞に輝いた「京都ぎらい」の続編、井上章一著「京都まみれ」を読んだ。 嵯峨で育った著者の、代々洛中に生まれ住む「京都至上主義者」に対する揶揄、批判が中心だが、京都トリビアとしても面白い。 ・京都から東京への遷都令は出ていない、が彼…

たまに京都生活4-33_長月

京都手帖を眺めると"長月"はお月見の行事が多い。 9月10日"中秋の名月"を中心に各寺社で催しがある。 神泉苑観月会、八坂神社祇園社観月祭、北野天満宮名月祭、下鴨神社名月管絃祭、上賀茂神社賀茂観月祭、平野神社名月祭、智積院観月会、退蔵院観月茶会…

たまに京都生活4-32_京都ぶらり

8月のBS朝日「京都ぶらり歴史探訪」で"外国人御用達タクシーでめぐる京都の旅"を見た。 まずエリザベス女王が来日時に絶賛した龍安寺石庭、スティーブ・ジョブズも強く惹かれていたという。 次は新門前通へ、骨董品や古美術の店が並び、30年前ジョブズは正…