たまに京都生活4-5_如月
怖いもの見たさで、2月の冷え切った京都を体験したい気持ちもあったが、オミクロンの感染拡大で、上洛は難しい状況だ。
京都手帖を眺めると"如月"も様々な行事がある。
2〜4日は節分祭、吉田神社や壬生寺、千本ゑんま堂が有名で、立春の前日に邪気や災厄を追い払う。
10日は伏見稲荷大社の初午大祭、2月最初の午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座した言い伝えにより、五穀豊穣を祈る慣わしとなっている。
神武天皇が即位した紀元節(旧暦1月1日)、新暦の2月11日に建国を祝う。
15日は涅槃会、お釈迦様入滅の日に各寺院で法要が行われる。
25日は北野天満宮の梅花祭、梅の花をこよなく愛した菅原道真公を偲ぶ。
50種15百本の梅が咲く梅苑は2月初旬から3月上旬まで公開され、特設の茶屋で梅茶を戴ける。
道真公の月命日25日に開かれる天満市は弘法市と並ぶ京の二大骨董市、ぜひ訪れたい。