たまに京都生活4-3_お地蔵さん
マンションの敷地の北東角にお地蔵さんを祀った祠がある。
滞在中は毎朝拝むが、いつも新しいお花が供えられ綺麗にしている。
ある朝隣家のお婆さんが清掃するのを見掛けた。
京都には町の至る所に祠があり、地蔵盆の風習が今も残っている。
それは地蔵菩薩の縁日、新暦の8月24日前後に行われる町内の伝統行事で、子ども達の健やかな成長を祈るものだ。
僧侶の読経や法話で始まり、お地蔵さんを祠から出してお化粧を施し、新しい前掛けを着せる。
手料理の振舞い、お菓子配り、ゲーム大会、福引きなど子どもを主体にした催しで、皆楽しみにしているらしい。
朝ワンコと鴨川沿いを散歩すると、川辺の道や、並行する「みそそぎ川」に入ってゴミを拾う高齢の方々に出会う。
お話しを伺うと、ボランティアでほぼ毎日出動しているそうだ。
四条大橋界隈は「等間隔の法則」で夜の人出も多く、かなり散らかるらしい。
家近くの公園も町内会の方が毎日綺麗に清掃されて、ただ感心するばかりだ。